小さな庭のガーデニング記録

午前中数時間しか日が差さない、小さな庭ですが今の所一年中、常にお花が沢山咲いています。そんな庭の実験記録

毎日の水やりと土の酸度を測る計測器

 

水やりの話

 

これ↓は土の水分量、pH、温度、光量、等が分かる優れものです。

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シンワ製 デジタル土壌酸度計

何故この手の計測器が普及してないのか不思議です。

 

これを買う前にアマゾンで中国製の聞いた事の無いメーカーのそっくりな、多分OEMと言うよりかはパクリ製品?を買いました。

それは、全然駄目で水分量もpHもあてにならなかったので、日本製に買い替えました。

ホームセンターにも売ってますが、何故かアマゾン価格の2倍ほどします(ほぼ定価)

 

私はバラ初心者ですが、バラの病害虫は沢山経験しましたが、

今まで枯らしたバラは今の所1本もありません。

 

多分、色々な原因があると思いますが、

「鉢が乾いてから水をやっていた」せいが大きいと思います。

 

元々我が家に来たバラは裸苗で来たので、

「水も土も無くても、バラは死なない」って分かったので、

水やりを限界までしないようにしました。

 

豆苗とかを台所で育ててるとわかりやすいと思うのですが、

水やり忘れるとあっという間に水を求めて根が伸びます。

反対に常に水に浸かってると根本から腐ってきます。

 

だから「土が乾いたら水をやる」と言う理論は分かるのですが、

色々な土に植わってる鉢の植物は、中の状態が分かりにくい。

表面的に乾いているだけで、ちょっと掘ると水浸しって土が結構あると思います。

 

なので、毎朝庭に出る時は、左手に軍手、右手にこの計測器を持って出ます。

 

鉢の中に挿して直ぐに計測されるので、計測が終わったら計測部分を左手の軍手で拭いて、次の鉢を計測します。

 

計測器が水分量「ドライ」に成った鉢だけ水をやる。

「ノーマル」「ウエット」だとやらない、って決めています。

 

計測器で図ると分かるのですが、バラは鉢の中で根が回りきっていない限り、夏場でも2-3日水をやらないでもドライにはならないです。

(反対に根が回りきってると、朝晩ドライになります、こうなったら鉢が小さすぎるので鉢増しをすべきタイミングだと思います)

 

冬とかは1週間以上乾かないです。

 

なので冬でも毎日水をやるのは根腐れの元だと思います。

 

土のpH

後、土のpHがすぐ分かるので、苦土石灰の量等を予想してまけます。

同じ庭の中でも、場所によって結構pHが違うので、いちいちリトマス紙とか使うのは面倒だと思います。

これだと簡単に計測できます。

 

これを購入して初めて分かったのは、セメントやモルタルで作られたオシャレな鉢はアク抜きがされてないと強アルカリになるので、植物が育ちにくいです。

 

結構大手のホームセンターに大量に売ってた(今も売ってる)↓このセメント鉢も多分アク抜きがされて無かったのだと思います。

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何育てても育ちが悪い鉢だったので、試しに測ったら鉢に触れてる部分の土が強アルカリでした。

この計測器を使わないと単純に自分の育て方が悪いのだと誤解してました。

 

私にとっては必需品です。